「もう3歳なのに、ひらがなに興味ない…」
「お友達はひらがなが読めるのに、うちの子は大丈夫?」
そんな心配を抱えている保護者の方、焦る気持ちは自然で当然のことです。
ですが、お子さんの発達段階に合わせた関わり方が何より大切です。
この記事では、元保育士の視点から以下のポイントを詳しく解説します。
- ひらがなに興味がない理由とは?
- 3歳(年少)ひらがなに興味を持たせるアイディア紹介
- ひらがなに興味ない3歳(年少)どうする?親ができる声かけや関わり方
- ひらがなに興味ない3歳(年少)が楽しく学べるこどもちゃれんじとは?
3歳(年少)ひらがなに興味ない理由とは?
3歳(年少)のお子さんがひらがなに興味がない理由は、主に以下の4つが考えられます。
① 興味のあることが他にある
恐竜、車、電車、ごっこ遊びなど、お子さんには今夢中になっているものがあるのかもしれません。
これは決して悪いことではありません。
集中力や探究心が育っている証拠です。
② まだ「言葉と文字」が結びついていない
3歳児にとって、文字は非常に抽象的な概念です。
「あ」という音と「あ」という文字が同じものだと理解するには、まだ時間が必要な場合があります。
③ 周囲が先回りして教えすぎている
大人が熱心に教えすぎると、かえって子どもの自然な好奇心が芽生えにくくなることがあります。
「学習」として捉えられてしまうと、楽しさが半減してしまいます。
④ 発達的にまだ視覚・言語認知の準備が整っていない
3歳でひらがなに興味ない。
これは正常な発達の範囲内です。
文字への興味は、視覚的な認知能力と言語能力の発達が伴って初めて生まれます。
お子さんのペースを尊重することが大切です。
3歳(年少)ひらがなに興味を持たせるアイデア紹介
ひらがなに興味ない3歳(年少)のお子さんに興味を持たせるには、「遊び」の中で自然に触れることがポイントです。
1. 名前入りの持ち物で「自分の文字」に出会う
お子さんの名前が書かれたシールや、保育園や幼稚園の靴箱の名前札を一緒に見る事から始めましょう。
「○○=自分」という認識から、ひらがなへの興味が芽生えやすくなります。
「これは○○ちゃんの『○』だね」と指差しながら話しかけてみてください。
2. お風呂で「あいうえお」ポスター遊び
お風呂の時間を利用して、ひらがなポスターを壁に貼ってみましょう。
「どの文字かな?」と指差しクイズをしたり、「あ」のつく言葉を一緒に考えたり、親子の会話を楽しみながら自然に文字に触れられます。
ダイソーのあいうえお表いい感じ!お風呂で湯船浸かりながらあいうえおの歌うたってる ·͜· ベビも興味津々ᝰ✍︎ pic.twitter.com/7W6nvOVkyZ
— pipo ⋈ 9 ︎ ☺︎ (@pipochan_1) June 26, 2025
3. 絵本の読み聞かせ+ひらがな指差し
普段の読み聞かせで、時々文字を指差しながら読んでみましょう。
物語と文字が自然につながり、「文字には意味がある」ことを体感できます。
一文字ずつ読む必要はありません。
4. しりとり・かるたで音から文字へ
「聞く→話す→読む→書く」の順に沿った自然な学びを大切にしましょう。
まずは音を楽しむしりとりから始めて、慣れてきたら文字のかるたに挑戦してみてください。
5. クッキー・砂遊び・粘土で文字を作る
手を使って文字をなぞったり作ったりすることで、体感的に記憶されやすくなります。
クッキーの型で文字を作ったり、砂場で文字を書いたり、粘土で文字を形作ったりと、遊びの中で文字に親しめます。
3歳6ヶ月の娘、平仮名が読めるようになった💕
— ゆっきー4y👧+3y👦+9m👶 (@yukki_morimori) January 20, 2024
濁点とか半濁点はまだだけど。
3歳2ヶ月から平仮名に興味を持つようになって、西松屋で買った壁にお風呂の壁にくっつけて遊べるのと、かるたとディズニーのあいうえお表で楽しく覚えていった✨
興味があると、覚えるのも早いな😊https://t.co/SEIY7NLgGd pic.twitter.com/E3wnL6c7PJ
ひらがなに興味ない3歳(年少)どうする?親ができる声かけ・関わり方
ひらがなに興味ない3歳(年少)のお子さんの興味を育てるには、親の関わり方がとても大切です。
お子さんへの声かけや関わり方で、ひらがなへの興味を育てることができます。
肯定的な声かけを心がける
「なんでできないの?」ではなく、「○○の文字、見つけたね!」「この文字、知ってる?」など、気づきを肯定する声かけを意識しましょう。
他の子と比較しない
「3歳で○○ちゃんはもう読めるのに…」「どうしよう、遅れている」といった焦りは逆効果です。
「今は○○に夢中なんだね」「○○が好きなのね」と、お子さんの今の興味を受け止めてあげてください。
楽しい経験を第一に
ひらがなに興味が出るまでは、「楽しい経験」で文字に触れることが何より大切です。
無理に覚えさせようとせず、遊びの延長としてひらがなと出会える環境を整えましょう。
ひらがなに興味ない3歳(年少)が楽しく学べる「こどもちゃれんじ」とは?
3歳の年少さんのひらがなへの興味を自然に引き出すサポート教材として、「こどもちゃれんじ」をおすすめします。
エデュトイ(年齢に応じた知育玩具)+絵本+DVDが連動した「こどもちゃれんじ」は、遊びながら文字に親しめる工夫が満載です。
3~4歳向けの「ほっぷ」では、ひらがな・かずキーボードやキッズワークなどの教材で「ひらがな=楽しい」に変える仕掛けが多数用意されています。
こどもちゃれんじの「ひらがな・かずパソコン」が届きまして、押した文字を記憶して読み上げる機能があるんですけど、
— 文月カズナ@医療ライター (@fumizuki_k) March 29, 2023
息子は「923」をパパに聞かせて「それは…ドクターイエロー!?」と当ててもらえて大変喜んでいました。昨日もかわいい子鉄でした💕(そしてパパと一緒に夜更かししてた😂まだ起きぬ) pic.twitter.com/Hke4LWriJc
年少のお子さんの興味の芽を自然に引き出すことを重視した教材設計になっており、文字学習に悩む保護者の方には特におすすめです。
専門家監修の教材で、発達段階に応じた適切なアプローチができます。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。

3歳(年少)でひらがなに興味ないどうする? まとめ
3歳(年少)でひらがなに興味ないことは、決して珍しいことではありません。
大切なのは、お子さんの発達段階を理解し、無理をせず楽しくひらがなに触れる環境を作ることです。
・今の関心に寄り添いながら、文字に触れる機会を作る
・親の声かけは「できたこと」を認める方向に
・「興味ない」「どうする」と焦らず遊びながら学ぶ環境づくりがポイント
・こどもちゃれんじは遊びと学びが両立できておすすめ!
3歳(年少)のお子さんのペースを尊重し、楽しくひらがなと出会える環境を整えてあげましょう。

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