大阪万博2025には約160カ国・地域が参加し、世界中の文化や技術、未来へのビジョンを体験できる海外パビリオンが勢ぞろいします。
どのパビリオンが注目されているのか、場所や地図情報、予約の必要性などを詳しく解説します。
この記事を読むと、次の疑問が解決できます
- 特に人気のある海外パビリオンはどこか?
- 海外パビリオンの場所や地図情報は?
- 効率よく回るためのコツは?
- 予約が必要なパビリオンはどれか?
- 海外パビリオンで体験できる展示や食事内容は?
UAE館、ポーランド館、ポルトガル館など人気の海外パビリオンを中心に、それぞれの特徴や観覧計画のポイントをお届けします。
この記事を参考に、大阪万博2025を最大限楽しむ準備を始めましょう!
大阪万博2025海外パビリオンの概要と場所・地図
大阪万博2025では、世界各国が文化や技術、未来へのビジョンを披露する場として海外パビリオンが設置されています。
まずは全体像を把握してから効率的な観覧計画を立てましょう。
海外パビリオンの特徴と参加国
約160カ国・地域が参加し、「タイプA」と呼ばれる独自設計の建築デザインが見どころです。
会場は「コネクティングゾーン」「セービングゾーン」「エンパワーリングゾーン」の3つに分けられ、それぞれテーマに沿った展示が行われます。
特に注目されるUAE館、ポーランド館、ポルトガル館などは事前予約が必要な場合が多く、その独創的な展示内容と建築デザインで多くの来場者を引きつけるでしょう。
会場内の海外パビリオン場所と地図情報
海外パビリオンは会場中央「大屋根リング」の内側に集中しており、効率的な観覧が可能です。
大阪・関西万博開催に向けた準備状況(経済産業省)
アジア諸国は東エリア、西欧諸国は西エリアに配置されており、地理的な親和性も考慮されています。
リング全体は約2km、一周するには徒歩で約8分かかりますので、訪問予定のパビリオン位置を事前に確認しておくことが重要です。
3つのゾーン別海外パビリオン位置
会場マップ | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
「エンパワーリングゾーン」は東ゲート寄りに位置し、UAE館、スイス館、中国館、アメリカ館などが配置されています。
このゾーンでは各国の技術革新や国際協力をテーマにした展示が多く、未来志向の内容が特徴です。
「コネクティングゾーン」は北側エリアに広がり、オーストラリア館、ドイツ館、サウジアラビア館、タイ館などが配置されています。
ここでは文化交流や持続可能な社会づくりをテーマにした展示が中心となっており、各国の伝統と革新の融合を体験できます。
「セービングゾーン」は西ゲート寄りにあり、セルビア館、ハンガリー館、ポーランド館、イタリア館などが配置されています。
このゾーンでは環境保護や資源の有効活用などをテーマにした展示が多く、持続可能な未来への各国の取り組みを学ぶことができます。
各ゾーンを効率よく回るには、公式アプリを活用してリアルタイムの混雑状況を確認しながら、時間帯に応じた計画を立てることがおすすめです。
大阪万博2025海外パビリオン 人気ランキングTOP5
大阪万博に参加する約160カ国・地域の中から、特に注目を集める海外パビリオンTOP5をご紹介します。
事前予約の人気状況やメディアの注目度をもとにランキングしました。
UAE(アラブ首長国連邦)館の魅力
UAE館は大阪万博の海外パビリオンの中でも最も注目されています。
ドバイ万博2020の開催国としての経験を活かした展示内容が特徴です。
主な見どころ:
- イノベーションと国際協力をテーマにしたインタラクティブ展示
- 中東地域の最先端技術と国際協力への取り組み
- 多様な人々の交流を促進するワークショップやイベント
東エリア(リング沿い)に位置し、事前予約が必要です。
開幕直後から予約枠が埋まる可能性が高いため、早めの計画をおすすめします。
色々な人に会って
— CoN部 (@conbutamusho) December 8, 2023
沢山のプロジェクトを見て刺激になってます。
アラブ首長国連邦のパビリオンは音楽で賑わい、いい香りのする木が並んでて癒されました。#COP28 pic.twitter.com/niXNfz20xO
ポーランド館の見どころ
ポーランド館は革新的な木組み工法を用いた建築デザインで多くの注目を集めています。
波のような美しい外観がポーランド人の創造力と革新精神を象徴しています。
主な特徴:
- 組み木で覆われた独創的な波状の外壁デザイン
- 「優れたデザインには国の壁がない」というコンセプト
- 伝統技術と現代的センスの融合
西エリア(シグネチャー付近)に位置し、事前予約が必要です。
デザインや建築に興味がある方は必見のパビリオンです。
大阪万博のポーランドパビリオン
— ポーランドってなんなの? (@blogopolsce) March 8, 2025
「コンサートルームでは定期的にピアノのリサイタルが開催され、ポーランド出身の作曲家・ショパンのピアノ曲が楽しめます」とのこと
ポーランドからフィルハーモニーや著名なアーティストも来日するとの噂 pic.twitter.com/uLLbE3Yg0Q
ポルトガル館の特徴
日本の著名建築家・隈研吾氏が設計を手掛けたポルトガル館は、歴史と未来をつなぐ2部構成の展示が魅力です。
展示内容:
- 第1部:日本とポルトガルの歴史的交流
- 第2部:海洋技術をテーマにした未来への挑戦
- バイオテクノロジー、再生可能エネルギー、海洋ロボット工学などの紹介
南東エリア(リング付近)に位置し、本格的なポルトガル料理を提供するレストランも併設されています。
事前予約が必要です。
今日から当大使館で始まる「大阪万博 ポルトガル館 海の風景」展。昨夜はパビリオン設計の隈研吾設計事務所の皆様をお迎えしてオープニングでした。
— ポルトガル大使館 (@PortugalinJapan) April 1, 2025
本展は18日まで。平日10~17時予約不要・入場無料。
万博開催まで2週間を切りました!ぜひ本展をご覧になり大阪で本物のパビリオンもご覧ください! pic.twitter.com/yr9YlvKk0u
韓国館の注目ポイント
巨大なLEDディスプレイとAI技術を活用した展示が特徴の韓国館は、テクノロジーファン必見のパビリオンです。
見どころ:
- 最新技術を駆使したインタラクティブな体験
- 未来社会を表現した革新的な空間デザイン
- 会期中のK-POPイベント開催
東エリアに位置し、特に若い世代から高い人気が予想されています。
-万博_韓国パビリオン
— 鈴木直樹/LED TOKYO代表 (@nomad_suzuki) April 7, 2025
LGの巨大LEDが圧巻でした pic.twitter.com/Aji76gQFho
その他注目の海外パビリオン
その他の注目パビリオンとして、以下が挙げられます:
- 北欧館:5カ国共同の環境配慮型展示が特徴
- イタリア館:イマーシブシアターと屋上の本格イタリア式庭園
- ブラジル館:人間と自然の共存をテーマにした動きのある演出
- オーストラリア館:グレートバリアリーフの映像と環境保護の取り組み
各国が工夫を凝らした魅力的なパビリオンを効率よく回るためには、事前の計画と予約が重要です。
大阪万博2025ゾーン別人気海外パビリオン おすすめガイド
大阪万博の海外パビリオンは、テーマに基づいて3つのゾーンに分けられています。
効率的に回るためには、ゾーンごとの特徴を理解し、計画を立てることが重要です。
エンパワーリングゾーンのおすすめパビリオン
このゾーンは東ゲート付近に位置し、技術革新や国際協力をテーマにした展示が多いエリアです。
- スイスパビリオン:5つの球体が組み込まれたユニークな建築デザインが特徴。屋上には「ハイジレストラン」があり、人気を集めています。
- アメリカパビリオン:浮かぶキューブ状の建物が目を引きます。没入型展示で最先端技術を体験できます。
- 中国パビリオン:巻物を模した外観が印象的で、伝統と革新を融合した展示内容が楽しめます。
技術やイノベーションに興味がある方には、このゾーンがおすすめです。
特にスイス館のレストランは混雑するため、余裕を持った計画が必要です。
コネクティングゾーンのおすすめパビリオン
北側エリアに広がり、文化交流や持続可能な社会づくりをテーマにした展示が中心です。
- オーストラリア館:グレートバリアリーフの映像展示や屋外ショーで自然との調和を体感できます。
- ドイツパビリオン:循環型社会をテーマにした体験型展示。本格的なドイツ料理を提供するレストランも人気です。
- タイパビリオン:免疫力向上に焦点を当てた食文化展示やハーブセラピー体験が楽しめます。
このゾーンでは各国の文化体験と持続可能性への取り組みを学べます。
飲食施設も充実しており、食文化にも触れられるエリアです。
セービングゾーンのおすすめパビリオン
西ゲート付近に位置し、環境保護や資源活用をテーマとした展示が多いエリアです。
- イタリアパビリオン:多感覚シアターや屋上庭園が魅力。カラヴァッジョの名作展示も予定されています。
- ハンガリー館:日本との文化的共通点を探る展示内容。没入型シアターで民族音楽も楽しめます。
- バルト館:水の凝縮物を活用した未来志向のインタラクティブ展示が特徴です。
環境や芸術、文化交流に関心がある方には、このゾーンがおすすめです。
イタリア館とハンガリー館は事前予約が必要なので計画的な準備が重要です。
大阪万博2025海外パビリオン予約方法
大阪万博では、一部の人気海外パビリオンは事前予約制となっています。
特にUAE館、ポーランド館、ポルトガル館などは競争率が高いため、早めの予約がおすすめです。
すべてのパビリオンが予約制ではなく、当日自由に入場できるものも多数あります。
公式アプリでは混雑状況をリアルタイムで確認できるため、その情報を活用して柔軟な計画を立てましょう。
詳しい予約方法や抽選当選確率アップのコツについては、別記事「大阪万博人気パビリオン抽選当たらない?落選続出理由と当選率アップ攻略法」をご参照ください。

大阪万博2025海外パビリオン 人気絶品グルメ情報
海外パビリオンでは各国ならではの本格料理も楽しむことができます。
食文化体験は万博ならではの特別な魅力です。
詳細情報や混雑回避方法については、別記事「大阪万博海外パビリオンレストラン絶品グルメ!|価格帯・食事予約情報&混雑攻略法」の記事をご覧ください。

大阪万博2025 人気海外パビリオン攻略ガイド
広大な会場内で160以上の海外パビリオンを効率よく回るためには以下のポイントがおすすめです:
デジタル技術の活用法
万博では公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」が無料で提供されています。
このアプリは海外パビリオン観覧の強力な味方です。
- リアルタイムの混雑状況確認で待ち時間を短縮
- 現在地からの最短ルート案内機能
- パビリオン情報の多言語表示と予約管理
- 自分専用の観覧スケジュール作成機能
アプリの使い方をマスターしておくことで、効率的な移動と時間管理が可能になります。
特に当日の予約状況や空き枠情報も確認できるため、柔軟な計画変更にも対応できます。
時間帯別攻略と混雑回避法
時間帯によって混雑状況は大きく変わります。効率的な回り方のポイントは以下の通りです:
- 午前中:開場直後は比較的空いているため、人気パビリオンを優先
- 昼食時間:12:00〜14:00は多くのパビリオンが混雑するため、この時間帯にレストランや休憩を
- 午後4時前後:団体客が帰り始める時間帯で、比較的空いている傾向あり
- 夕方以降:ライトアップされたパビリオンの幻想的な雰囲気を楽しむのにおすすめ
また、曜日によっても混雑状況は異なり、平日の方が週末よりも比較的空いています。
詳しい混雑予想や回避法については、別記事「大阪万博混雑予想|4月とGWはココが狙い目!混雑回避裏技ガイド【最新予測】」をご参照ください。

ガイドブックと事前準備のポイント
効率的な海外パビリオン観覧には、事前準備が欠かせません。
- 公式ガイドブックで各パビリオンの位置や見どころを事前確認
- 行きたいパビリオンを3つのゾーン別にリストアップ
- 会場の動線を考慮した効率的な回遊ルートを計画
- 予約必須のパビリオンと自由入場のパビリオンを組み合わせたスケジュール作成
詳細な情報と計画立案に役立つガイドブックについては、「大阪万博公式ガイドブック&関連本おすすめの1冊はどれ?徹底比較!」の記事で詳しく紹介しています。

大阪万博2025 人気海外パビリオン場所・予約・楽しみ方 まとめ
大阪・関西万博2025の海外パビリオンは、世界約160カ国・地域の文化や技術、未来ビジョンを体験できる貴重な機会です。
この記事では、人気ランキングや場所・地図情報、予約方法などを紹介してきました。
大阪万博2025の海外パビリオンを最大限楽しむための重要ポイントをまとめます:
- 事前準備が成功の鍵:パビリオンの場所・地図情報や特徴を把握し、効率的な回遊ルートを計画しましょう
- 人気パビリオンは早めの予約を:UAE館、ポーランド館、ポルトガル館などの人気パビリオンは予約枠が早く埋まります
- ゾーン別に回ると効率的:3つのテーマゾーンごとにパビリオンを回ることで、移動時間を短縮できます
- デジタル技術を活用:公式アプリで最新情報やリアルタイムの状況を確認しましょう
- 海外の食文化も楽しむ:各国パビリオンのレストランで世界各国の料理を体験するのも万博の魅力です
海外パビリオンは、建築デザインの美しさ、文化交流の深さ、未来技術の驚きなど、様々な角度から楽しむことができます。自分の興味や関心に合わせてパビリオンを選び、世界一周の旅を体験するような気持ちで訪れてみてください。
この記事で紹介した情報を参考に、ぜひ大阪万博2025の海外パビリオンを存分にお楽しみください。
より詳しい情報は、以下の関連記事も併せてご覧ください。
また、日本の人気パビリオンについては、関連記事の最下部に載せているのでぜひお読み下さい。
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