ドラゴンボールダイマの最終回が遂に放送され、多くのファンが予想外の結末に驚きと感動を覚えています。
鳥山明氏が監修した完全新作『ドラゴンボールDAIMA』は、小さくなった悟空たちが魔界で冒険するという独自の設定で、40周年記念作品として特別な意味を持ちました。
物語は様々な伏線を張りながら進行してきましたが、最終回ではそれらがどのように回収されたのでしょうか?
鳥山明氏らしいギャグ要素と迫力あるバトルシーン、そして誰も予想しなかった結末に、視聴者から多くの反響が寄せられています。
この記事では、ドラゴンボールダイマ最終回のネタバレと、それに対するファンの熱い反応をお届けします。
この記事を読むと、以下のことがわかります:
・スーパーサイヤ人4の悟空とゴマーの最終決戦の詳細
・アリンスと魔人クウが見せた意外な展開と新たな魔界の秩序
・グロリオの謎と最後まで明かされなかった正体
・最終回に対するファンの熱い反応と評価
・鳥山明氏の遺作としての『ドラゴンボールダイマ』の意義
ドラゴンボールダイマ最終回ネタバレ
2025年2月28日、『ドラゴンボールダイマ』最終回(第20話)が放送されました。
第19話「ウラギリ」では、グロリオの決断により悟空たちが大人の姿に戻る展開が描かれ、超サイヤ人4の姿での戦闘シーンがファンに感動を与えました。
この最終回では、グロリオの正体や大魔界の謎、そして物語の結末が明かされます。
スーパーサイヤ人4とゴマーの最終決戦
最終回では、スーパーサイヤ人4の悟空が巨大ゴマーと互角に戦う迫力ある展開から始まりました。
ゴマーはサードアイの力でダメージをすぐに回復させるという圧倒的な強さを見せました。
悟空のかめはめ波とゴマーのサードアイから放った光線がぶつかり合い、激しい光線の押し合いが展開されます。
徐々に悟空が優勢になり、ついにかめはめ波がゴマーの体を貫き、上空の別の魔界との間にまでつきぬけるという壮大な描写がありました。
上空にある魔界から大量の水がたれ落ちてくる中、ゴマーの腹部に大きな穴が開きましたが、すぐに回復してしまいます。
サードアイの破壊とゴマーの敗北
ここでピッコロの活躍が描かれました。
ピッコロがゴマーの後頭部を叩き、サードアイを外そうと試みます。
最初の2回は成功したものの、3回目を叩こうとした時にゴマーに気づかれて反撃されてしまいます。
しかし、魔人クウが飛ばされた際にたまたまゴマーの頭の後ろを通り、そのタイミングでサードアイを叩き落とすことに成功しました。
グロリオがそのサードアイを踏みつぶし、ゴマーは元の小さな姿に戻りました。
小さくなったゴマーはデゲスと共にギランのぐるぐるガムのようなもので拘束され、魔人クウや魔人ドゥーを作った魔女マーバが作った壷の中に封じ込められました。
新大魔王の選出と平和への道
物語は驚きの展開を見せます。
アリンスが「次の大魔王は誰になるんでしょうね」と言うと、界王神が「あなたがなったらいいんじゃないですか」と提案します。
界王神は「あなたは根っからの悪ではないということが今回よくわかりました」とも述べました。
しかしアリンスは「最強の力を手に入れられないまま大魔王になってもどうせ誰かにその座を奪われるに決まっている」と消極的な様子でした。
この場面では、アリンスはすでに敵という雰囲気はなく、悟空たちと親しげな雰囲気になっていました。
ネバが「ゴマーを倒した人が次の大魔王になるのがいいんじゃないか」と提案すると、みんなは魔人クウの方を向きました。
魔人クウは一瞬驚きながらも、すぐにその気になり、魔法でマントを出して装着し、大魔王になる気満々の様子を見せました。
「俺はこう見えても人を見る目があるんですよ」と言いながら、魔人クウはアリンスを副大魔王に任命し、さらに周囲の人々を次々と大臣に任命していきました。
グロリオ、カダン王、ハイビスも大臣に任命され、それぞれの人の長所を認めながらの任命にネバも驚いていました。
カタン王とその娘のパンジも大喜びです。
悟空たちは当然ながら大臣の役職は受けず、地球に帰ることを選びました。
ネバはデンデやピッコロに魔界に戻ってくる気はないかと尋ねましたが、2人とも断りました。
ただしデンデは「魔界に平和が戻ったと言うことをみんなに知らせておきます。きっとみんな喜んでくれると思います」と答えていました。
グロリオは悟空たちを飛行機で地球まで送っていく役目を担いました。
驚きの結末とエンディング
地球に帰る前に悟空たちが以前くっつきムシがあった店に立ち寄ると、驚くべきことにいくつものサードアイが瓶詰めにされて販売されているという衝撃の展開で最終回は幕を閉じました。
さらに、エンディングでは小さくなったゴマーとデゲスが一緒にテレビゲームをしているという不思議なシーンが描かれていました。
デゲスは裏切ったはずなのに、なぜか仲良くなり、拘束されていたはずのゴマーがなぜゲームで遊んでいるのかという謎が残されました。
残念ながら、グロリオの正体については最後まで明かされることはありませんでした。
ドラゴンボールダイマ最終回の結末
今回判明した結末のポイントを以下にまとめます。
グロリオの正体と真の目的
第19話「ウラギリ」まででは、グロリオの正体と真の目的は完全には明かされていませんでした。
最終回でも、グロリオの正体は謎のままでした。
しかし、ゴマーのサードアイを踏みつぶす重要な役割を担ったことや、悟空たちを飛行機で地球まで送っていく様子から、悪意のあるキャラクターではなく、むしろ魔界の平和を望んでいたことが示唆されています。
グロリオが最後まで謎のままだったことは、今後の展開への伏線と考えることもできるでしょう。
SNSでの反応を見ると「グロリオ可愛いね」「皆を送り出すグロリオはイケメンすぎ」といった声が多く、ファンからの人気も高いキャラクターだったようです。
ゴマーとの最終決戦
第19話では悟空たちが大人の姿に戻り、超サイヤ人4の姿を見せました。
最終回では、スーパーサイヤ人4の悟空とゴマーの間で壮絶な決戦が繰り広げられました。
光線の押し合いや魔界を貫くかめはめ波など、迫力あるバトルシーンが見どころとなりました。
力だけでなく、ピッコロと魔人クウの機転を利かせた連携によるサードアイ除去作戦も、鳥山作品らしい展開でした。
SNSでも戦闘シーンの作画と演出に対する高い評価が多く見られます。
ドラゴンボールダイマ最終回でファン騒然
『ドラゴンボールダイマ』は放送開始以来、SNSやファンコミュニティで毎週話題となってきました。
最終回に向けては「40年間ドラゴンボールを愛してきた」「鳥山先生に感謝」といったコメントがSNSで多く見られ、ファンの深い愛着が感じられます。
最終回の放送後、SNSでは様々な感想が寄せられています:
「最後の最後までギャグ要素詰め込んでて流石鳥山先生やなって思った。最高の作品でした。ありがとうございました!!」
「グロリオ可愛いね、アリンス姉貴可愛いね、大魔王クウ好きだね、大臣グロリオが見たい、悟空かっちょええね、皆を送り出すグロリオはイケメンすぎ」
「いい最終回だった、正直超と比べると途中ダレる展開があったり盛り上がりに欠けてた感じは否めないけど、原作へのリスペクトが手厚くて堅実な面白さがあったと思う、新解釈の超サイヤ人4も最高だった」
「バトル作画、演出凄まじかった、ストーリーはなんてことないけど」
「戦闘シーンはめちゃくちゃ良かった が 道中が長かったり伏線だろうと盛大に描写されたくっつき虫が無しとかで 複雑な気分です 良かったと微妙が同時に出てる でもスーパーサイヤ人4を見させてもらってありがとうございます」
「戦闘良かったな。キャラも良かった。オチも鳥山先生って感じ。ありがとう鳥山先生。令和に新作を観れて幸せです。」
全体として、バトルシーンの質の高さと鳥山明氏らしいギャグ要素、キャラクターの魅力に対する評価が高い一方で、一部のファンからは伏線回収の物足りなさを指摘する声も見られます。
特に「くっつき虫」の伏線が活かされなかったことへの言及が複数ありました。
しかし、鳥山明氏の遺作としての感謝の気持ちを表す声が多く、作品全体への愛着が感じられる反応が多数を占めています。
ドラゴンボールダイマ最終回の考察
ドラゴンボールダイマ最終回で感じたことを改めて考察します。
鳥山明氏の遺作としての意義
『ドラゴンボールDAIMA』は、鳥山明氏の監修のもと制作された作品であり、氏の遺した重要な作品として特別な意味を持っています。
このシリーズは、ドラゴンボール40周年を記念する作品として位置づけられ、長年ドラゴンボールを支えてきたファンにとっての贈り物とも言えるでしょう。
鳥山氏が2024年に逝去したことを考えると、この作品は氏が直接関与した最後のドラゴンボール作品となり、その意味でもファンにとって貴重な存在です。
最終回が鳥山氏の命日の前日に放送されることも、この作品の特別な位置づけを象徴しています。
最終回を見ると、鳥山氏の特徴であるギャグとバトルの融合、そして敵キャラクターが味方になるという展開など、『ドラゴンボール』シリーズの伝統が色濃く表れています。
SNSでの「オチも鳥山先生って感じ」「最後の最後までギャグ要素詰め込んでて流石鳥山先生」といった反応からも、ファンが鳥山氏のスタイルを強く感じ取っていることがわかります。
「令和に新作を観れて幸せです」という声に象徴されるように、鳥山氏の逝去後も、彼の精神を受け継いだ作品に触れられたことへの感謝の念が多くのファンから寄せられています。
ダイマシリーズの伏線回収
『ドラゴンボールダイマ』では、物語の中で複数の伏線が張られてきました。
大魔界のドラゴンボール、グロリオの正体、「くっつきムシ」の存在など、物語に奥行きを与える要素が多く導入されていました。
特に「くっつきムシ」は、ドラゴンボールシリーズでおなじみの「合体」という要素を想起させる重要なアイテムとして登場しました。
最終回では、伏線の一部は回収されましたが、すべてが明らかになったわけではありません。
特に「くっつきムシ」に関しては、多くのファンが期待していた展開(合体など)が実現しなかったことへの物足りなさを感じているようです。
一方で、最後のシーンでサードアイが店で販売されているという衝撃の展開や、エンディングでのゴマーとデゲスの不思議な関係など、新たな謎も提示されました。
グロリオの正体が最後まで明かされなかったことも含め、これらの未回収の伏線は今後の展開への可能性を残していると考えることもできるでしょう。
視聴者からは「複雑な気分です 良かったと微妙が同時に出てる」という声もあり、期待していた伏線回収と実際の展開のギャップに戸惑いを感じたファンもいたようです。
しかし、「原作へのリスペクトが手厚くて堅実な面白さがあった」という評価も多く、『ドラゴンボール』シリーズの伝統を受け継いだ作品として、多くのファンに受け入れられたと言えるでしょう。
ドラゴンボールダイマ最終回ネタバレ まとめ
『ドラゴンボールダイマ』最終回は、迫力ある戦闘シーンと意外な展開で多くのファンを魅了しました。
スーパーサイヤ人4の悟空とゴマーの決戦、魔人クウの大魔王就任、そして最後のサードアイ販売という衝撃の場面まで、鳥山明氏らしい要素が詰まった内容でした。
ファンからは戦闘シーンへの高評価と鳥山明氏への感謝の声が多く見られました。
未回収の伏線もありましたが、鳥山氏の遺作として特別な作品となったことは間違いありません。
40年に渡る『ドラゴンボール』の歴史の中で、この作品が新たな世代へと受け継がれていくでしょう。
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